Art Institute ってやつ〜

シカゴのダウンタウンすぐ横にある美術館、Art Institute Musium of Chicago 、アメリカ三大美術館のひとつであり約2000点もの絵画が貯蔵されている。美術館だ〜いすきなわたしでも流石に疲れたよーーーまず最初はひろ!でか!すご!だったよね、迷子迷子 個人的にマップとか見ずに目についたものから見ていくスタイルが好きでやらせてもらってるんだけど、方向音痴さんは現在地ちゃんと見た方が良さげかな。迷子迷子 印象派の絵がいっぱいあることで有名でモネの睡蓮とかみんなが好きなのたくさんあるんだけど、なんか最初に見たらもったいないかなと思って同じ印象派の中でもわたしはドガから見始めた。

ドガってさあ〜いいよね〜わたしピンクの踊り子が特に好きだな、たくさん踊り子書いてて半分くらい踊り子らしいんだけどそんなに見つめられるもの、書き続けるものがあるっていいな、何より絵が可愛くて好き。他にもたくさんの絵画見たけど最初の記憶って強いのかな、ドガ良かったなって思ったよ、レプリカでも感動はあると思うけど本物っていうだけで違うよ。

わたしってたぶん印象派そのものが好きっていうよりかは風景画が好きっていう方が正確かもね、実際モネとかマネとか大好きだし。でもモネのコーナー入った時自分って意外とモネの作品って知らないしちゃんと見てなかったし、パステルカラーが好きだから好きっていう見方してたんだなと。モネはやっぱりみんな好きだよ、橋の絵(名前忘れちゃった)を何回も大きな一眼レフで撮っている人がいてその人にとってその絵が睡蓮よりも大事で大切だったらいいなとか考えたり、、、美術詳しくないからすごいな綺麗だなとかそんな簡単なことしか出てこないんだけどさ、やっぱりモネって別格だな、でしゃばったこと言いたくないから繊細なタッチとかは言わないけど同じ角度で同じ場所の絵が何個もあったり、”時間”とか”季節 ”とか表現できるのいいなーと思った、モネのそういうとこ好き。

わたしが世界で一番好きな絵はルノワールムーランドギャレットなんだが、みんな知ってる?このシカゴ美術館にもルノワールの絵いっぱいあってね、それを見ている間は楽しくてこれを毎日見れる仕事だったらいいのになとかなんとかうんとか、、ほらルノワールの絵ってすぐわかっちゃう、友達が引き込まれたねって言っててそれだ!!!って思ってね、どこをどう見ても見入ってしまう感じってあるのかな、この気持ち共有できる手段があって良かった。花とか人とかピアノとか、色々あるけどれも鮮やかだよね〜。近くで見る価値ってこういう時に見出されるんだと思うよ、見ていて幸せだったので。

それはともかくわたしはグランド・ジャット島の日曜日の午後の話がしたい。わたしぐらいの世代はみんなびじゅチューン見てたと信じてるんだけど、おそらくわたしが人生で初めて見た回がグランド・ジャット島の日曜日の午後の「月曜日モンスター」だと思うのね、これ本当上位3位くらいには入るほど大好きでこの絵生で見た時わたしの人生の伏線回収かと思ったよ、いやあ良かったですね〜、この絵すごく大きくて点描もちゃっかり確認できてとっても満足です。マグネットも買っちゃったよ〜、この思い出大事にしていきたいと思う2023、終わらないでええよー

絵画以外も面白いものたくさんあったよ!エジプトの棺とか埴輪とか。そういうの好きそうな友達に全部送ったら全部に感想くれて嬉しかったな、これもこの美術館の中の宝物の一部です。ありがとなー、予習とか全然せずに(めんどかったから)行ったんだけどかえってそれで良かったなと。誰かと詳しく語りたかったけど途端に忘れちゃうからここで軽く語っとく!

読んでくれてありがとう!

過去にしたい。

最初はステューシーの人だった、ステューシーのお兄さん。

黒スーツ赤ネクタイステューシーのリュック。わたしの通ってた塾は講師もスーツ指定がなく緩かったから私服な人が多かったんだけどステューシーのお兄さんはいつもスーツだった。

私はその塾に5年通ってて6人ぐらいしかいない講師のことは全員知ってたし全員と仲良かったと思うけど、ステューシーのお兄さんとは一回もしゃべったことがなかった。高3の春、縁あって私の担当になった。それも英語の。当時高3英語を担当できる人は2人しかいなくてもう1人の人は8月にやめちゃうとかで私を担当するのも当然だったと今では思うけど、高3の時は結構運命って信じちゃってたな、バカで可愛かったから。

別に出会った時から好きだったわけじゃないよ。塾の先生好きになるなんてベタな恋愛脳してない。受験生、恋とかしてる場合じゃないし。第一印象は綺麗な名前だな〜だった。女性に多い名前で、漢字の構成が綺麗で、少し羨ましかった。あと結構タイプでした。なんとなくいいなって思うようになると顔かっこいいってなっていって、授業が楽しかった。かっこいい人に教えてもらえたらモチベあがるっていうか、なんていうか?チョロかったかな。とにかくちょっとかっこいいくらいだけじゃ好きになったりしない。私にとって「好き」ってもっと大事で大切で容易く人にあげたりしない。

「ここにいていいよ」

きっかけはこれだった。急に。本当に急に。何の話してたかなんて覚えてないけどただ急に言われて、ドキドキしてその夜は心臓の音がシャワーより大きかった。好きになる前兆はいくつもあったけど、「ここにいていいよ」なんて生まれて初めて言われた言葉で、今でもこの瞬間のことを思い出すたび泣きそうになる。笑って先生キザ〜って茶化したけどほんとは顔も真っ直ぐ見れなかった。6月は高校の部活が落ち着いて、本格的に受験に向かうようになって毎日鬱々としていたから「好きな人」の存在が本当に大きくて偉大で、心の支えだった。金曜日だけ輝いていた。この頃の私は褒めて欲しくて、よくやったと思って欲しくて、ひたすらに頑張れたから相手のことも自分のことも同じくらい大好きだった。この人のことを好きな私が好き、その気持ちって簡単じゃない。特別だったと思う。

 

夏が始まって、10秒程度で終わってしまった2022年の8月に長いこと付き合ってる彼女がいることを知った。本人から聞いたわけじゃなかったけど少し考えてみればすぐにわかることだった。でも衝撃すぎて気持ちの金縛りになった気分、心臓が痛かった。バレバレの行動も全部恥ずかしくて隠したくて、必死に好きじゃないって自分に言い聞かせてた。でも超好きだったな、誤魔化せないくらい好きだった。だからこのまま好きでいることにして、このまま何も変わらず終わることになるんだろうと思ってた。クリスマス何するかは怖くて聞かなかったけど24と25は予定あるから26に実家に帰るって聞いた時、割と結構限界で、クリスマスはちょっと泣いてた。もっと早く出会っていればって思ったこと、みんな人生で100回くらい思ってるはず。好きな気持ちは比例しない。彼は講師で大学4年生で私は生徒で高校3年生。私が想っていてもあっちからしたらただの生徒の1人であることが辛かった。友達にヤジ飛ばされても否定しなかったから気づいてたのかな。気づかないでいて欲しかったな。

 

受験はまあダメで、ダメってなった時は悲しくて悔しかったけど今の生活を思えば、これが正解だったと思う。彼は院生になるため引越して、私も大学進学で塾やめたから薄々もう会えないだろうと思ってひどく落ち込んだ。2月、借りた参考書、本当は返したくなくてこのまま借りパクしちゃえーって思ってたら返してと言われ、「3年後くらいにまた会いたいです」とメモを挟んで返した、あとLINEもらった。なかなか返事ないから一喜一憂しすぎてLINE返してくれないツイートばっかしてた気がする。

フォローしてくれるかなと思ってLINEにインスタのID載せておいたらフォローしてくれて嬉しかった。ストーリーにはちゃんと可愛い女の子がいて頭が痛くなった。しかもディズニーだった。フォローしてもらった5月13日、sumikaのライブの日。酔っ払った彼から、「会おう」と言われた、あとなんか電話かかってきた、その時意味がわからなすぎて頭がぐるぐるした。あの時話したことをこの前聞いた時何にも覚えてなかったから本当に酔ってたんだと思う。

私は、酔ってたからとかじゃなくて真剣に会いたかったから冗談ですかと聞いてみた、そしたら会うことになって大阪でケーキを食べて帰った。また会いたいと言って、彼の住んでるとこで会うことになった。そんでそこのよくわかんない居酒屋で私は終電を逃した。もうその後は想像してください。家にひょいひょいついて行ったのは期待してた自分がいたからかもしれないけど、今考えたらあんまり良くなかったよね。彼の家で私は好きと言った、彼は笑ってありがとうと返した。彼女のこと言わない彼のことも彼女のこと聞かない自分のことも嫌いだった。高校生の時ただ好きと言う気持ちで頑張れた自分でいられなかったことに後悔をした。好きでいることでどんどん嫌いになっていった。もう本当嫌い、でもやっぱり会ったら好きだから、電車に乗っている時「また会ってくれますか」と聞いた。うんって言ったくせにそこから一週間くらいLINE返事がなくて私は全部が無理になって学校飛んだりとかしちゃって、メチャクチャに病んだ。男の人ってセックスしたら冷たくなるとかあるのかな、とにかく返事はないし、インスタもおそらく非表示にされて悲しかった。やっと返ってきた返事も「8月ならいいよ」でその時6月だし、色々信じられなくてこんな男やばいって頭が警報鳴らしてたけど、私は次があることに喜んでしまった。自分のことゴミクズでやめなきゃやめなきゃって思ってたけど好きだからやめられなかった。メンヘラだから急に電話かけたりとかしちゃって、でも出てくれないししょうがないから8月を楽しみに待ってた。そこから一昨日、花火はしてくれなかった。ご飯食べたらすぐ帰っちゃった。花火の時に全部聞いてやろうと思っていたのに。私が言いたかった言葉たちは今私の部屋で腐りかけていますよー。私がどう言う気持ちで「本当に帰っちゃうんですか」って聞いたかわかる?LINEもくれなかった。強がってまだ連絡してないけどそのうちしちゃうから無視してください。一応初めてでした。好きな男とセックスできてラッキーって感じだからそこは別にどうでもいいけど、私のこと興味ないのに会ってくれるのもLINEが丁寧なのは意味わかんないからやめた方がいいよ、私が適当でいたいのにそっちが丁寧だから調子が狂う。もっと彼女のことは大事にした方がいいし、自分のことももっと向き合った方がいいと思う。本当にストーリーの女の子が彼女かはわかんないけど自分がキモイことには変わりないし、そこは理解してほしい。一昨日の電車でなんで泣いてるのか自分でもわからなかった。当然の結果だった?足が重くて駅から家まで100キロくらいあるような気がしたよ、やっぱり一本でいいから花火、つけて欲しかった。

 

笑った時の目の形が好きだった。選んだ言葉が好きだった。目を見て話してくれるところが好きだった。首筋から好きだった。匂いが好きだった。手書きの文字が好きだった。特に"れ"と"る"。くれたメモとかまだ捨てれてない。自分のこと好きじゃなさそうなところが好きだった。全部好きでした。金曜日の5番ブースに戻りたい。行ったことないけど彼の実家の富山はこわいし、もういいやと思ってマッチングアプリでも入れようかと思ったけど、先生じゃないと意味ないことに気づいてまた泣いた。ただ、そっちが望めば私、花でも星でもなんでもなれたよ、一生好きでいる自信はあるけれど一生振り向いてもらえない自信もあるからここで終わりにできたらいいね。

5月くらいにみた「これでやっと過去にできる」と言うツイートを今でも覚えている。すごい言葉だ、私も過去にしたい。いつから過去になるのか知らないけど、今のとこ現在進行中の恋なので早いとこ過去にできるボタン、押したい。いつもいつも同じような人間を好きになってしまう。そういえば元彼は大阪大学に受かったらしい。もう絶対に高学歴理系特技はダンスな人間は好きにならない。私はアメリカで私を好きな人を好きになる予定だから。

 

あのままインスタとか繋がらずに本当に3年後に会ってたら、超エモかったと思うよ、なのになんかダサい関係なったことが私は残念です。人生って感じ。私があげたものってたぶん地球グミ2個ぐらいだけだと思うけど、好きの気持ちと大事な思い出をくれて本当にありがとう。ご飯2回も奢らせちゃってごめん。留学頑張るから誕生日と新年は連絡してもいいですか?1秒でも私のこと好きだったらいいな。絶対忘れないでほしいけど絶対思い出さないでいてほしい。そして絶対結婚しないでね。大好き。

きみがそういうからすき

「君がそう言うから好き」の正体について考えたい。端的に言って愛情?妥協?

想いに繋がる気持ちの表れからなる好きってなんだろう。まず'そう言う'"そう"ってなに?なんの指示語?ほんとの好き?

 

昔の恋人というのはすごく綺麗な言い方で、私は中学生のおままごとみたいな付き合いしかしたことないし、最終的に大嫌いになってしまった彼のことを元恋人なんて呼びたくない。100000000年前に知り合った人とかでいい。でもどうなっで彼がわたしが好きになった人であったことには変わりなく、付き合っていた事実は揺るがない。そんなわけでわたしは仕方なく"元恋人"もしくは"元カレ"なんてさもまだ好きな気持ちがあるような言い方で話を切り出そうとしている。すごく嫌。

わたしは彼のどうしようもならんほど学歴厨なところがきらいだった。自分の頭の良さを認めてほしくて私に好きだと言ったと今でも思っている。

だからわたしがあんな奴のこと好きになったことが許せない。不可解だ。あの時の私って本当にわたしだった?

とにかく体感5秒で嫌いになった。あいつが私に言った。「きみがそう言うから好き」

わたしは何を言ったのかな、あいつは何を好きだったのかな。どういう流れのなんの会話の一部かなんてもう覚えてない。あいつはわたしを君なんて呼ばない、たぶん普通に名前で呼んでた。きみというのは名前を呼ばれたことさえ今ではなんだか気持ち悪く感じるため、ふんわりした表現にわたしはすり替えて記憶している。

その頃のわたしは好きという言葉に敏感すぎた。

好きがわたしの承認欲求の最大ゲージだった。

これは今でもそうかもしれない。

好きと言われない自分に価値を見出せず、わたしのこと好き?と何度も聞いた覚えがある。

その頃から立派なメンヘラちゃんだった。だからその言葉もわたしはわたしの心を満たすため、「わたしのおかげで好きが生まれた」という認識で心に落とし込めた。その時その言葉については特に何も思わなかった。最近時々引っかかる。

意味は違えどわたしに相当している気がしてならない。

 

高校生の恋なんて全て勘違いの一部だ。少女マンガの主人公たちは自分が恋をすることになんの疑問も持たない。作者の意図により恋をして作者の意のまま物語は進む。テキトーな作者は10代の女の子をひとつ年上の黒髪イケメンに好きと言わせる。(これは例です)

 

「作者がそう言うから好き」

 

こんな曖昧な漫画を中学生の時山ほど読んだ。

ちょうど付き合っていた頃だった。フィクションだから主人公が一人歩きすることはない。

主人公が相手に惹かれる所に深い意味はない。

かっこよくて優しくてそれが全て。(あくまで例ですよ)

わたしは元彼との出会い、恋、好き、それらすべて勘違いだったと思う。人生の中の数ある勘違いのひとつ。安い、中身がないと笑ったテキトーな作者によるテキトーなマンガの主人公ちゃんとやっていることは変わらない。

 

わたしにも作者がいるのでは?

 

作者の意図により恋をして、作者の意のままわたしは進む。作者が促す勘違いの連鎖。

作者という第三者の介入は「あの時のわたしは本当にわたしだったのか」が否である証明になる。

では新たな問題。作者とは。

いやだれ〜〜〜〜誰があーしの人生いじってるわけ?は〜〜〜????

少し考えすぎたね。もうやめる。

 

あの頃の自分を憎むがあまりありもしないことを考えること、本当にやめたいのだけれど、やめられない自分に自分らしさを見出してしまい、もう戻れないね、おしまい。

だいたい好きに理由なんてないじゃん。好きは好き。きみが誰であれ、そこに何かの言葉による影響が加わったって好きに変わりはない。作者の言葉か自分の言葉とか関係なく、誰かを思うことに偽りを感じるならそれは「好き」ではない。

君がそう言うのならそうであってほしい、君が願ったものが現実になってほしい、あまり気にならなかったけどきみが言うから好きになった、それがラブじゃん。

 

  • 君がそう言うから好き=僕の好きが君の影響を受けてるぐらい君が好き
  • 君がそう言うから好き=別に対して好きじゃないけど説明もめんどくさいし、君が言うなら好きでいいよ

 

愛情も妥協もどっちにしたって大好きじゃん、イコール愛でQED.

もしわたしがまた「君がそう言うから好き」を使うなら、こんな気持ちになったのはどっかからの操りだ!と言い訳に使うのではなく、純粋に人を愛す時であってほしい。

いつまでも好きに誠実でいたいと思うよ。

だからさ、未来のわたしへ、きみがそういうからすき。